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理想の間取りの作り方

家づくり

一生に一度の買い物といわれるマイホームの購入。

できる限り自分達の暮らしに合った理想の住まいを実現したいですよね。

今回は間取りを決める際に考えておきたいポイントをお伝えしようと思います。

一般的にハウスメーカーや工務店では間取りの打ち合わせは下記のような流れになります。

(1回目)要望などのヒアリング

(2回目)プラン提案

(3回目)プランの変更があれば修正後のプラン打合せ

(4回目)間取りの最終確認

基本的に4回の打ち合わせで間取りが決まります。

毎週末に打ち合わせをするとしたら約1か月で間取りが決まりますね。

1回目の打ち合わせで設計士に間取りの要望を伝えるのですが、

事前に要望をまとめておいた方が漏れが無くなり打ち合わせがスムーズに進むかと思います。

そこで、間取りの要望を設計士にうまく伝えるためにはどのようなポイントを押さえておいたほうが良いのか解説していきます。

理想の間取りを決める際のポイント

1.要望の優先順位を決める

2.ひとつひとつの要望の具体的な理由を考える

3.新居に置く家具の寸法と収納量を把握する

1.要望の優先順位を決める

間取りを設計する際に、要望の優先順位を考えることはとても重要です。

なぜかというと、

設計士は建築基準法はもちろん敷地の形状や建物の構造、予算、施工性、使い勝手など

さまざまな事を考慮してプランニングをするので、

お客様の要望のすべてを叶えることが難しいからです。

要望の優先順位が高い方から実現していく方がより満足度が高い間取りになるでしょう。

間取りの優先順位の決め方

次のように間取りの優先順位を決めていきましょう。

1.要望をとにかく書き出す(1~2週間)
2.要望を優先順位の高い順番に並べる
3.要望の高い順に番号を付ける

まず始めに、ご家族全員で5㎝角ほどのメモ用紙に理想の暮らしや

生活していて「これは嫌だ!」と思うことをとにかく書き出してみてください

ポイントは1枚のメモ用紙に1つの要望を書くことです。

机に向かて考えるよりも日常生活でふと感じたことを書き留めるほうが

より暮らしに合った要望になります。

メモ用紙が何枚になっても構いません。

とにかく書き出すのが重要です。

要望を書いたメモ用紙は封筒や空き箱などに一ヵ所にまとめておきましょう。

1週間~2週間ほど続けてみると要望がだいたい出揃うと思います。

あまり期間を長くしてしまうと普段の生活に必要でないものまで

出てきてしまう可能性があるので期間を決めましょう。

次に要望を書いたメモ用紙をすべて取り出し、

ご家族と話し合いながら優先順位が高い順に並べてみてください。

もし順位が決められない場合は「必ず叶えたいこと」「予算が合えば叶えたいこと」に分けてみましょう。

優先順位が決まればメモ用紙に順位を書いて、1回目の打ち合わせの際に設計士に渡しましょう。

2.ひとつひとつの要望の具体的な理由を考える

要望ひとつひとつに対して、なぜそう思うのかを考えてみましょう。

例えば、LDKに和室が欲しいという要望が出たとしたら、

設計士はどういった理由で和室を使用したいのかを考えます。

寝ころびながらテレビを見たいならテレビボードが見える位置に和室を配置しますし、

子供を遊ばせたいならなるべくキッチンから見える位置に和室を配置します。

来客時の客間にもできるようにしたいのなら玄関ホールと和室をつなげたほうが、

来客者がLDKを通らなくて良いので住居者のプライバシーが保たれますよね。

要望の理由を伝えると、より理想の暮らしに合ったプランニングを提案してもらえるでしょう。

メモ用紙に要望を書くときに一緒に理由を書いておいても良いですね。

また、敷地などに制限があり要望を叶えるのが難しい場合でも

代替案を考える手段として理由が重要になってきます。

例えば和室でいうと、「寝ころびながらテレビを見たい」という理由であれば

リビングをできるだけ広く取りソファベッドが置けるようにします。

「子供を遊ばせたい」のであればダイニングとリビングの間に3畳ほどのフリースペースを取って

置き畳やフロアマットを敷いて遊んでもらえるようにしたりする方法もあります。

制限がある中で設計をするので、こういった代替案を提案することはよくあります。

より良い暮らしを実現するためにも要望の理由を設計士さんに伝えておくと

打ち合わせがスムーズに進むでしょう。

3.新居に置く家具の寸法と収納量を把握する

理想的な間取りができたとしても家具が入らないと、

新しく家具を買わないといけなくなり余計な出費が増えてしまうかもしれません。

ピアノやゴルフバッグなど人によって所有しているものは違います。

特にピアノなどは重量が大きいものであれば床を補強しないといけない可能性があるので

どこに置くかも事前に伝えておきたいですね。

こういった理由から新居に持っていく予定の家具の寸法(幅、高さ、奥行き)は

書き出しておいたほうが良いでしょう。

収納に関しては、調理器具をたくさん持っているご家庭ではキッチンに収納が必要ですし、

靴が多いご家庭ではシューズクロークを取る必要があります。

収納量を書き出すのは大変だと思いますので、

今の収納の大きさを目安に考えてみましょう。

今の収納の寸法を書き出してみて、足りないと思うのか余分だなと思うのか、

足りないなら具体的にあとどれくらい必要になりそうなのか考えてみましょう。

収納は大きければ大きいほど良いと思われがちですが、

人間はスペースがあれば埋めたくなる生き物です。

だんだんと物が増えていきますし、そのせいで普段生活する居住スペースが

充分に取れず日常的にストレスを感じることになれば本末転倒です。

その収納は暮らしを豊かにするために必要な収納なのかを見極めましょう。

クローゼットの中を見てみると不用品が出てきませんか?

断捨離をすれば案外今の大きさで事足りたりします。

家づくりをきっかけに断捨離をしてみるのも良いかもしれませんね。

また、場合によってはあえて間取りに収納を設けず、

居住スペースを広く取り、暮らしながら家具で収納を調整する方が良いこともありますので、

ご家庭に合った収納方法について設計士に相談してみましょう。

まとめ

理想の間取りを決める際のポイントは次の3つです。

1.要望の優先順位を決める
2.ひとつひとつの要望の具体的な理由を考える
3.新居に置く家具の寸法と収納量を把握する

ご家族で理想の住まいを考えることは一苦労かもしれません。

でも、新しいお家に住む期間を考えると理想の住まいを考える期間はほんの数か月のことです。

そして、真剣に考えたからこそ新居が出来上がった時の喜びはひとしお、

新しいお家に愛着がわきますよ。

ぜひ家づくりを楽しんでくださいね。

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