土地探しってどうすれば良いの?
良い土地がなかなか見つからない・・・。
効率良く自分たちの希望に合った土地を探したい!
今回は上記のようなお悩みをお持ちの方にぜひ知っていただきたい
土地探しを始める前に決めておきたいポイントをまとめました。
土地探しの参考になれば幸いです。
土地探しは長い時間がかかることも
土地探しは長引いてしまうとなかなか抜け出せないと言われています。
以下がその主な理由です。
1.良い土地が出てもすぐに売れてしまう。
2.この土地で希望の家が建つのかわからず見送ってしまう。
3.希望条件すべてに当てはまる土地を探してしまう。
これらが原因で、中には土地探しを5年以上も続けている方もいらっしゃいました。
夢のマイホームを建てるためなので慎重になってしまうのは仕方のないことですが
土地探しを長期間も続けてしまうと次第に疲れてきてしまい
マイホームを建てること自体をやめてしまう方もいらっしゃいます。
土地を決めきれない一番の原因は土地を決める基準を明確にしていないことです。
これからご説明するポイントを押さえておけば、土地を決める基準が明確になり
悶々と悩むことなく納得してスパッと決められるようになります。
土地探しをする前に決めておきたいポイントは下記の3つです。
1.必要な建物の大きさを把握しておく
2.希望条件を10つ出して、7つ当てはまれば下見をする
3.設計でクリアできる問題もある
土地探しをする前に決めておきたいポイント
①必要な建物の大きさを把握しておく
家づくりを進めるにあたって、まず最初にすることは
先に土地探しをするのではなく必要な建物の大きさを考えましょう。
具体的に言うと、間取り(3LDKなど)です。
先に建物の大きさ考える理由は下記の2点です。
・土地にどれだけの予算を使えるのかが明確になる
・必要な土地の大きさが明確になる
土地にどれだけの予算を使えるのかが明確になる
建物の費用がわからない状態で土地探しをしてしまうと
良い土地を見つけたとしても、
その土地の金額が予算内に収まるのかわからず悩んでしまいます。
そして、悩んでるうちに土地に買い手がついてしまいます。
自分達の土地の予算がわかっているとすぐに購入の判断ができますよね。
また、土地の予算がわかっていると土地の売主との金額交渉もスムーズに進みます。
売主に対して希望購入金額を提示しやすいですし
売主にとっても希望購入金額に値下げすればすぐに買ってもらえるという安心感があります。
必要な土地の大きさが明確になる
建築基準法では容積率と建蔽率という基準があります。
容積率が200%場合は
建物の延床面積を土地の面積×200%以下にしないといけません。
(延床面積とは、建物の床面積の合計です。)
例えば、70㎡の土地では延床面積は140㎡以内になります。
建蔽率が60%の場合は
建物の建築面積を土地の面積×60%以下にしないといけません。
(建築面積とは、建物を上から見て柱・壁で囲われている部分の面積です。)
例えば、70㎡の土地では建築面積は42㎡以内になります。
つまり、何が言いたいかというと
必要な建物の大きさがわかれば、容積率、建蔽率の関係で
必要な土地の大きさが出てくるのです。
土地の大きさがわかれば土地探しもスムーズに進みますよね。
つまり、土地探しの最初のステップは建物のプランニングということなのです。
プランニングのポイントはこちらのブログにまとめているのでぜひご覧ください。
※敷地の状況によって容積率、建蔽率が変わるので詳しくは設計士に見てもらいましょう。
②希望条件を10つ出して、7つ当てはまれば良しとする
これは建物のプランニングにも言えることですが
すべての希望条件を満たした土地は無いと思ってください。
建物のプランニングでも希望条件を出して優先順位を決めて進めていきますが
希望条件すべてをクリアできることはほとんどありません。
土地も希望条件を出して優先順位を決めていきます。
例えば、
・静かな住宅街が良い
・自動車2台置きたい
・家庭菜園ができる庭が欲しい
というように自由に要望を出してみましょう。
要望の出し方や優先順位の決め方は
「理想の間取りの決め方」で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
土地の要望と間取りの要望を一緒に考えると
効率よく土地と家全体の要望がまとめられそうですね。
要望の優先順位が決まれば、あとは希望エリアで土地探しを開始します。
そして、土地が見つかれば要望にどれだけ当てはまるのか見てみてください。
すべての要望の内70%当てはまれば早々に実際に現地で確認してみましょう。
現地で確認することはこちらのブログで解説しています。
設計士や営業担当者と相談し、出来るだけ早く決断できるようにしていきましょう。
③設計でクリアできる問題もある
中には北向きの土地を避ける方がいらっしゃいます。
その理由は、日当たりが悪くて部屋が暗くなるなどです。
そういう時は設計にお任せください!^^
設計士に土地のデメリットをクリアできるようなプランを提案してもらいましょう。
もちろん、建築基準法などの規制によってクリアが難しい場合もあります。
ですが、最初から土地の候補から外すのはもったいないと思います。
また、日当たりの問題だけではなく
土地の形状が三角形やL型のような変形した形になっている場合や
道路と敷地に高低差がある場合なども
擁壁などの費用がかかる場合はありますが、
設計で問題をクリアすることができることもあります。
そういった土地はほとんどの人が買いたがらないので
周辺の相場よりも安くなっています。
土地で浮いた費用を建物に回すことで、住空間をより充実させることができるでしょう。
まずは設計士に土地を見てもらい、希望条件に合ったプランを提案をしてもらいましょう。
土地探しはプランニングと一緒に進めましょう
ここまで、土地探しの前にまず間取りを決めたほうが土地が決まりやすいとお話ししました。
間取りの提案を依頼するにはハウスメーカーや工務店といった住宅会社にお願いするのが一般的です。
ぜったいここの住宅会社がいい!と決めている方は良いのですが、
多くの方はたくさんある住宅会社の中からどの会社を選べば良いのかわからないですよね。
住宅展示場に行ったり、一社一社調べて資料請求をしたり見積依頼をしたり・・・
これを繰り返すとかなり時間がかかりますし、そのうち家づくりに疲弊してしまうかもしれません。
住宅の仕事に携わる者として、皆さんにはできるだけ早く理想の住まいを実現してほしいですし
家づくりで悩む時間をできるだけ減らして家づくりを存分に楽しんでいただきたいと思います。
そこで、どの会社に依頼すればよいかわからない!という方には
複数の住宅会社から一括で間取り提案などを受けられるサービスを活用するのがおすすめです。
このサービス、なんと自宅にいながら資金計画、間取り作成、土地探しができちゃいます。
共働きの方や子育てで忙しくてなかなか時間を作れない方にぴったりです。
ぜひこのようなサービスをうまく使って楽しく家づくりを進めてくださいね。
【PRタウンライフ】
まとめ
土地探しをする前に押さえておきたいポイントは下記の3点です。
1.必要な建物の大きさを把握しておく
2.希望条件を10つ出して、7つ当てはまれば良しとする
3.設計でクリアできる問題もある
上記のポイントを押さえることで土地探しをスムーズに進めることができます。
間取りを決めるにあたって、どの住宅会社を選べば良いかわからない方は
複数の住宅会社から一括で間取りの提案をしてもらえるようなサービスを活用するのがおすすめです。
専門家と相談しながら土地を決める基準を明確にして土地探しに臨みましょう!